「サンデー・フロントライン」残念だけど、唐突に最終回

 テレビ朝日系で毎週日曜放送されるニュースショー形式の「サンデー・フロントライン」
 9月25日の放送分が「最終回」でした。

 ウィキペディア(ja)で調べたら、2010年4月4日に、前の番組「サンデープロジェクト」から切り替わったてことなんで、ちょうど1年半くらいの放送だったことに。


 ネット上では、早速「打ち切りか(?)」みたいな観測も流れてるけど。
 まー、そんな感じは受ける。
 唐突感あったし。後継番組についてのアナウンスもなかったのよね。


 番組自体は、3.11の大震災と原発事故以降の大きな流れがつかめるような、ここ半年の話題と、現在進行形のトピックとして国家財政対策の話題がメインだったと思います。
 ここ半年ほどの番組で使われたクリップを素材的に再活用したセクションが目立った気もした。
 特別編成で、定例の「これはニュースだ!」もやんなかったのよね。

 この辺が、「唐突感」の出所だったと思うな。


 「サンデー・フロントライン」は、どうしても前番組の「サンデープロジェクト」と比べられがちな番組だけど。
 アタシは、良く頑張ってた番組だと思うんだわ。だから残念っちゃ残念。


 ここで、あえて前向きに番組終了の件を考えてみると、3.11以降、不透明感を増しちゃった日本社会のことを報じる番組として、陣容を組んだリニューアル、期待したいです。

 来週から、どんな番組がはじまるかはわかんないけど。

 アタシ的には、関連するトピックを何度も追跡取材重ねてくれる報道番組を期待したいです。
 そこは「サンデー・フロントライン」も、「サンデープロジェクト」以降の粘り強い追跡取材をみせてくれてあから。後継番組にも期待したいんだわ。