東電の稼動原発ゼロ状態は歓迎、その分の値上げは払ってあげる、つもりはある

 明日(26日)、東京電力が、新潟県で運営させてもらってる柏崎刈羽原子力発電所で、6号機が定期検査に入り、運転休止になる予定です。

 これで、東京電力は、抱えてる原発原子炉17基すべてが、止まることになります。

 アタシは、神奈川県民で東電ユーザーですが。
 東京電力の稼動原発ゼロ状態を歓迎します。
 その分値上げする電気代は払ってあげるつもりはあるから、10%値上げなんてボラないで、真面目に経営合理化(コスト圧縮)に勤めなさいな。


 東京電力が、福島第1原発でレベル7て大事故を起こした後、アタシも、後知恵ですけど、東電のリスク管理意識がいかに低いかは、よくわかりました。
 非常用発電機、建屋の海側に設置してたりね。

 東京電力は、原子力発電所なんて危険施設を運転していいような会社と思えません。
 今まで、東電に原子炉運転を認めてた経産省には、今からでも、「東電には」原発運転資格の剥奪など、厳正な処分を、是非、下していただきたい。
 福島県県議会が要請してる、福島第2原発の原子炉廃炉も、応じられるべきです。支持票を投じます。

 もし、経団連電事連と仲のいい経産省にはそこまではできないのだとしたら、新たに発足予定の原子力規制庁に「東電からの原発運転資格剥奪」を希望します。


 東電からは、「想定外の震災による不可抗力」だなんて、その場しのぎはもう聞きたくないですわね。

 東北電力女川原発は、福島第1原発よりも都合1m低い程度の大津波を被って、事故を起こさなかったではないですか。

 「東京電力は、東北電力のような津波対策をなぜしなかったのか。謝罪だけでなく、東北電力がしていた対策をなぜ当時施さなかったのかも、国民にきちんと説明するべきです。」
 若狭湾エネルギー研究センターの専務理事、来場克美さんが公にされた上のご指摘に、アタシもまったく同感です。
若狭湾エネルギー研究センターというのは、福井県から、研究用の多目的加速器などの管理運用を委託されている財団法人。所轄は、経済産業省資源エネルギー庁および文部科学省とのこと)


【参照用コンテンツ引用】

東電管内、今夏最大13%供給不足 全原発26日停止/再稼働、再建・値上げを左右日経web刊,2012/3/25)
東京電力柏崎刈羽原子力発電所6号機が26日、定期検査で運転を停止する。東電は17基ある原発すべてが止まり、今年の夏を「原発ゼロ」で迎える。政府は猛暑ならば管内の供給力が最大13%不足すると試算しており、昨年夏に続いて節電が欠かせない。東電は2013年度の柏崎刈羽の再稼働をめざしており、その行方が東電の経営再建や電気料金も大きく左右する。
〔後略〕