BBC WORLD NEWS:「UKレポーターズ(UK Reporters)」で暴動関連の続報が報じられた

 BBC WORLD NEWSで先の週末に放送された“World Features”では、先々週放送分に続いて、一部で、イングランドの暴動関連の続報も報じられてました。

 今週の「UKレポーターズ」で報じられた、週間のUK主要ニュースは、以下のようなもの。

  • バーミンガムから、日曜(14日)開かれた、暴動の死者3人の追悼集会の様子をレポート」
  • 「キャメロン首相が、15日(月曜)発表した、暴動対応方針についてのレポート(野党党首の批判、市民の声なども)」
  • 「ニュース・インターナショナル社の盗聴取材について、従来言われていたより、多くの関係者が関与、あるいは盗聴を黙認していたかもれない、って疑惑のレポート」
  • 「UKの失業者数が、4月〜6月期、予想以上の増加した、ってレポート」
  • チャールズ皇太子が、自分の財団から、暴動被害地に支援をする、ってレポート」
  • 「大学受験資格試験の受験者数が過去最高になった、ってレポート」
  • 「キュー・ガーデンの種子バンクが取り組んでいる、田園景観保護のためのプロジェクトについてのレポート」

 上の7本は、概ね、元になったレポートを使った放送だったような気がするんですけど、他に3件、レポート画像を短くクリップしたニュースも報じられてました。
 「ジャージーでの殺人事件の容疑者の素性について」、「先週、イングランドウェールズでの刑務所収容者が、1日100人を越えた」、「セイシェルで、ランカシャー出身の新婚夫婦が、ハネムーン中の鮫に襲われた」って3件のニュース。スタジオ・キャスターの、アドナン・ナワズ(ADNAN NAWAZ)が報じてた。


 都合10件のニュースを報じてたわけで、これは普段の番組よりも多い。先週の放送分が、実質、暴動特集になってた関係かもしれません。
 それから、先週末放送分の「UKレポーターズ」では、放送されたレポートのレポーターが誰か、の告知が見当たりませんでした。これも番組の通例とは違うように思います。


 さて、アタシは、イングランド暴動関係のBBC報道に関心を引かれたんですけど。
 今週の「UKレポーターズ」で放送された「バーミンガムの追悼集会」のニュースは、主に、次のレポート2本を利用した報道だったように思えます。


 「キャメロン首相が、15日(月曜)発表した、暴動対応方針について、と、野党労働党党首のコメント」は、主に右の画像ファイルから観れるレポートが使われてました。⇒ “Cameron and Miliband address UK riots”,Luisa Baldini reports,2分41秒。
ただ、放送では、市民の間の意見や疑念などの取材クリップも組み合わせて報じられたました。


 後、「先週、イングランドウェールズでの刑務所収容者が、1日100人を越えた」ニュースの関連だと、BBCのアーガイブに、テキスト主体の記事ページを見つけました。“England riots: Prison governors warned over inmates”です。
 この関係では、レポートのビデオ・ファイルは探し出せませんでした。