帰郷して、妹といろいろ話をしてきた

 22日に郷里に戻って、23日の晩に妹の家に行って、色々話し込んできた。
 主に両親のこと。大きな余震とか、まだあるかもしれないから、どう対処していこうみたいな話題だけど。
 妹が言うには、気にはしてるし、なるようにしかなんないから、アタシの方では心配しすぎないようにって、言ってくれて。助かったわ。


 後、甥が、大学試験に受かって。アタシが今住んでるとこから遠くないとこにある大学って話を電話で聞いてたから。甥とも話してきたのね。

 甥を呼んでもらう前に、妹に「今まできちんと話したことないけど」って女装のこと話題にして。妹は、アタシが女装することは知ってるけど、今はデイリー女装でやってるとか、そーゆーことは話してないんで、話題にした。
 この先、甥が、アタシん家来ることもあるだろうから。その前に甥にも女装のこと話ときたい、ってゆーか。女装姿で会っておきたい、って話したんです。
 アタシは、親にはカムアウトしないで来てるから、郷里に戻る時は男装なもんで。


 妹は、兄妹の間ではなんでも構わないけど。女装で甥と会うのは、まず自分が女装のアタシと会ってみて、息子(アタシの甥ね)が受け入れられるかどうか見極めてからの方がいい、って言ってくれて。
 アタシは納得。それはそうよね、と思う。

 この時、アタシが思い出してたのは、NHK・BSで観た日本製のドキュメンタリー『告白 カミングアウト』の一節。
 レズビアンの人がね、LGBTのイベントで、若い聴衆に「カミングアウトって、1回してそれで終わりってものじゃあない。やるんだったら、何度も何度もやらないとならないんだ」って話してるとこがドキュメンタリーの内にあって。
 番組観た時も、うん、そうれはそうよね、と思ったけど。妹と話した時も納得したんだわ。