アタシたちは、誰しも何か足りない存在

 毎日jpで報道された石原都知事の暴言については、LGBTな人たちの間にも、当然のように色んな反応が出てる。まだ、これからも出るでしょう。

 アタシが見聞きしてる内で、1番、感じ入ったのは、Twitterで流れてきた伏見憲明さんのツィート。

 アタシは、Twitterはじめてまだ1ヶ月も過ぎてないんで、ツィートへのリンクの貼り方がよくわかってない。
 とりあえず、引用させていただきます♪

 同性愛者だってそりゃ足りないところはあるわけで(笑)、というか、人間は誰しも何か足りない存在なわけで、それに思いが及ばないっていうのは、やっぱり彼も足りないね。

 引用したのは12月8日付のツィートの1つで、前後のやりとりから切り離しても、感慨深いつぶやきと思うのだわ。ちなみに引用内の「彼」は、もちろん石原慎太郎氏のことね。
伏見憲明さんのツィート集へのリンクは右に。⇒ 伏見憲明 (fushiminoriaki) on Twitter

 伏見憲明さんはゲイのライターさんで、世間では評論家の肩書きで呼ばれることもあるけれど、むしろアタシの印象はノンフィクションライターか、ルポライター。どうも評論めいた書きものはご本人嫌になっちゃった気配だけど。アタシは、伏見さんの評論ぽいご本も好き。
 でも、最近は小説も書いてられるので、そっち方面で活躍されるなら楽しみにしてます。

 伏見さんはお姉タイプだと思うけど、ゲイだし。
 オカマ自称他称は、こだわらないし、むしろ積極的かも。
 LGBTの内でも、アタシとは、かなり離れた路線の方なんだけど。

 伏見さんくらい、色んなことを考えたうえでオカマの言葉を使われると、アタシなんかの断固拒否路線とか、青臭く思えちゃう。
 伏見さんと比べたら、アタシなんか小娘みたいなもんよね(♪)。