映画版の「デスノート」

 日テレの「金曜ロードショー」で、21日にやった映画『デスノート』、28日にやった『デスノート the Last name』をHDD録画で何度か観た。それぞれ、2、3度かな。
 実写映画版ははじめて観たんだけど。「the Last name」まで観たら、やっと、ああ、これって、マンガやアニメ版に対する金子修介監督のアンサー作品になってるわね。とか思ったわ。
 スピンアウト作らしい『L change the WorLd』はまだ観てないんですけれど。

 2006年6月と、11月とに劇場公開された映画『デスノート』と、「the Last name」とは、まあ、前後編の劇場公開作。
 アタシは、もし、劇場に映画『デスノート』観にいってたら、「the Last name」観にいく気力挫けたわね、きっと(笑)。
 前編は、えらくスカスカな映画で、金子監督らしくないと思うのだわ(困)。
 アタシは、金子修介監督の映画、結構ファンなので、困りました。


 特に前編の方は、製作期間が極端に短かったらしいけれど。引き受けた条件で、何を観せてくれるかが、プロの腕前ってものでしょうから。

 前後編を通して観たら、金子監督的な製作意思のようなものは感じられた。これが、「デスノート」って物語群の内でどんな立ち居地になってるか、ってのは、また別レイヤーの話だけど。
 前編『デスノート』は、ほとんどマンガやアニメ版の劣化コピーダイジェストのようなお話だけど。でも、前後編まで通して観れば作品として成り立ってることは納得できました。

 『L change the WorLd』も、いずれ観てみる気は湧いたんで。これもアタシ的にはよかったな。金子修介監督の映画は、結構ファンなんだもん。