今週の“HARDtalk”

 BBCのロングランなインタビュー番組“HARDtalk”。
 タイトル通り「ハード・トーク」で、平均点の高いインタビュー番。日本でCS視聴できるBBCワールドニュースでも二ヶ国語放送でも観れます。
 30分枠のインタビュー番組で、日替わりプログラムなので、もちろん当たり外れもあるけれど。平均点は高いです。


 今週は、次のような相手へのインタビューが放映された。

  • 1月31日(月):コロンビア大統領の、ホアン・マヌエル・サントス(Juan Mauel Santos)。
  • 2月1日(火):アメリカ(U.S.)のメディア・オーナーで、評論家でもあるユダヤ系のモーティマー・ズッカーマン(Motimer Zuckerman)。
  • 2日(水):ムスリム同胞団の穏健派長老の1人、カマル・エル=ハルヴァーウィ(Kamal El-Helbawy)。
  • 3日(木):南アフリカ共和国財務相、プラヴィン・ゴードハン(Pravin Gordhan)。

 1月31日分、2月3日分は、ダボス会議世界経済フォーラム)の終会直後に録画されたとのことで、きっとダボス採録されたのでしょう。
 2日分のインタビュアーは、BBCワールドニュース週末のプログラム“REPORTERS”のメイン・キャスター、ゼィナ・バダウィ(Zeinab Badawi)。他の3日間は、スティーフェン・サッカー(Stephen Sackur)が、インタビュアーを勤めてた。


 今週放送分の“HARD TALK”は、おそらく、31日分の3日分の“ダボス会議編”を連続放映する予定だったところに、急遽予定を変更して、1日分、2日分を繰り上げ、放映スケジュールを変更した気配がします。憶測ですけれど。
 もしかしたら、2日放映分のカマル・エル=ハルヴァーウィ氏へのインタビューは、録画自体急遽だったのかもしれません。こっちも憶測ですけれど。“HARD TALK”は、結構観てきてる方と思いますが、ゼィナ・バダウィがインタビュアーに登場したのは、アタシははじめて観ました。

 今週分だと、1日の回が親イスラエル的なユダヤ系の評論家、2日の回がムスリム同胞団の長老の1人、とタイムリーな編成。それぞれのインタビューも、それなりにハードだったし。(この番組で「ハード」なインタビューの回は、こんなもんじゃぁないけど(笑))
 対照的で、ほとんど両極な立場と思えるインタビュー相手の回が、連続して放映されたとこも観応えがあったわね。